最近、ドコモのウルトラシェアパックは高い、という意見を見かけたんですけど、そこでは残念ながら表面上の料金でしか説明されていなくて、本当のウルトラシェアパックが説明しきれていませんでした・・・。
サービス内容は正しく知らないと、判断を誤ってしまう可能性も出てきますよね。
ということで、ウルトラシェアパックはこんな点でも優位性を発揮するんだ、っていう真実を詳しくお伝えします!
※ウルトラシェアパックは2019年5月30日をもって新規受付を終了します。
以後、6月1日より新プラン・ギガホ/ギガライトがスタートします。▼▼
もくじ
ウルトラシェアパックは大容量であるがゆえに割引率が最高に高いんです!
ウルトラシェアパックの詳細内容は後回しにして、まずはウルトラシェアパックを最高に効率よく活用できる、三つの割引き要素について解説しますね!
まずは、本来のウルトラシェアパックの料金を比較するだけでは見えてきにくい、ずっとドコモ割プラスについてです。
ずっとドコモ割プラスはdポイントクラブのステージで割引額が決定!
ずっとドコモ割プラスは、ドコモのdポイントクラブのステージと、ウルトラシェアパックを含むパケットパックのプランに応じて割引またはdポイント付与を実施してくれる割引サービスです!
ウルトラシェアパックの場合は元々の料金が高めの設定なので、その分ずっとドコモ割プラスにおける割引金額もかなり大きいです。
そのため、この割引きを見ずしてウルトラシェアパックの価値を判断するわけにはいきません!
特別な申し込みは必要なくて、ステージ及びプランに応じて自動的に割引されます。割引ではなくdポイント付与を望むj場合には別に申し込みが必要です。
ドコモ光セット割(ドコモ光パック)は利用しないと損!
パケットパック | ドコモ光セット割 |
ウルトラシェアパック30 | 2,500円 |
ウルトラシェアパック50 | 2,900円 |
ウルトラシェアパック100 | 3,500円 |
ドコモ光セット割引は、ずっとドコモ割プラスと並んで非常に割引額が大きく見逃すわけにはいかない重要割引です!
ウルトラシェアパックの場合は、最低のウルトラシェアパック30でも2,500円も割引されるのでかなり重要です。
仮にプラチナステージでウルトラシェアパック30を利用している場合、ずっとドコモ割プラスで1,200円、ドコモ光セット割で2,500円の合計3,700円も割引されちゃうんです!
これが、プラチナステージでウルトラシェアパック100だったら、合計最大6,000円も割引されるので、ドコモ光は完全に事実上無料で利用できる計算になります!
ただ、ドコモ光を利用して自宅のWi-Fiを使えば、ウルトラシェアパック100やら50やら、使うまでもないのでは、という考え方もあると思います。これはまさにその通りで、だからこそ、ウルトラシェアパック利用の方には必ずドコモ光の申し込みをしておいていただきたいんですね。
割引もかかり、事実上の利用容量がかなり減る可能性があります。
利用容量が減れば、ウルトラシェアパック100を50に、30に減らすことができるようになりますし、もっと減るならベーシックパックも視野に入ってきます。そうなると、月額料金は劇的に違います。
もちろんその場合でも、ドコモ光は確実にあった方がお得です!!
こう見ていくと、ウルトラシェアパックにおけるずっとドコモ割プラスとドコモ光の重要性に気づかされると思います。それらを加味しないで考えるのがいかに危険かがわかりますね!
そしてもう一つ、ウルトラシェアパック利用時に大きく影響する項目があります。
それは、dカード GOLDです。
ウルトラシェアパック利用時のdカード GOLDによる還元
dカード GOLDの最大のメリットとして挙げられるのが、ドコモ利用分およびドコモ光利用分に対してdポイントがなんと10%も還元される、という点です!!
具体的に、ウルトラシェアパック利用時にどれくらいのdポイントが還元されるかというと、以下の通りです。
パケットパック | 還元ポイント |
ウルトラシェアパック30 | 1,300ポイント |
ウルトラシェアパック50 | 1,600ポイント |
ウルトラシェアパック100 | 2,5000ポイント |
10%、つまり1割なのでかなり大きな金額になりますね。これと、先に話したずっとドコモ割プラスとドコモ光セット割の金額を合算させると、最大で8,500円分もの還元になるんですね。
ウルトラシェアパック利用時に、この三つの要素は絶対に無視できませんよ!!
ウルトラシェアパックの詳細内容を再確認
ということで、ウルトラシェアパックの割引き要素を確認してきましたので、ここからは基本に戻ります。
そもそもウルトラシェアパックとはどういうサービスなのかをまとめてみますね。
ウルトラシェアパックというのは、ドコモのシェアパックの中でも大容量を利用することができるパケットパックです。
一人で利用することもできるんですが、「シェア」パックなので、基本的には家族で容量を分け合うことを前提として用意されているプランと考えていいでしょう。
パケットパック | 容量/月 | 月額料金 |
ウルトラシェアパック30 | 30GB | 13,500円 |
ウルトラシェアパック50 | 50GB | 16,000円 |
ウルトラシェアパック100 | 100GB | 25,000円 |
ウルトラシェアパック30/50/100の3パターンから必要な容量によって選択することができます。
ただ、50や100になると月額料金もそこそこ高くなってくるので、使いたい容量と料金を照らし合わせながら総合的に判断する必要したがいいと思います!
個人的には、よっぽど外で大容量通信をする必要がある、というケースでなければ、自宅のWi-Fiを有効活用した方が、料金的には抑えられるケースが多いと思っています。
それでも、月あたり30GB以上の容量が絶対に必要、ということであれば、先にご説明したずっとドコモ割プラス、ドコモ光セット割、dカード GOLDを有効に活用してお得に利用しましょう。
料金を少しでも抑えたいならWi-Fi利用を中心にして、ウルトラシェアパックを見直すといいですよ!
ウルトラシェアパックの料金は代表回線が支払い、シェアパック分割請求オプションを使わない方が有利!?
ウルトラシェアパックの料金を見ていただくとわかるとおり、代表回線単独にかかる料金としてはやはり少しお高めです。
ただその分、同じシェアグループを構成する子回線にとっては、パケット通信料がシェアオプション500円だけで済むという大きなメリットがあるため、回線数が増えれば増えるほど、全体としての料金ではメリットが生まれやすくなっています。
子回線がdocomo withでシンプルプランを利用すると、それこそ月額料金はほとんどかからないくらいやすくなっちゃうんです!!▼▼
docomo with(ドコモウィズ)を完璧にわかりやすく解説します!
もちろん、どうしても代表回線の負担が大きいのは辛い、ということであれば、シェアパック分割請求オプションというサービスを利用し、シェアグループ全体で平等に料金を支払う仕組みも存在します。
例えばウルトラシェアパック50を利用していて、子回線が2回線の合計3回線のシェアグループの場合。
代表回線は16,000円、シェア子回線は500円×2回線が通常はかかりますけど、これにシェアパック分割請求オプションを適用させると、16,000+500+500=17,000円を、均等に3で割ります。
すると、5,666円余り2円、となります。余った2円は代表回線に合算されますので、このケースでの支払い料金は、代表回線5,668円、子回線5,666円×2回線、となります。
当然シェア子回線の負担は大きくなりますが、その分代表回線の負担は減ります。結果的に支払う金額は同じですが、家族の状況によっては、こちらを選択したい、という方もいらっしゃると思います。
ただ、シェアパック分割請求オプションは利用しない方が有利なケースが存在します。それは、dカード GOLDを所有している場合です。
家族カードをご家族がお持ちの場合はまた少し話が変わりますが、それでもやはり、dカード GOLDを持っているなら、シェアパック分割請求オプションは利用しない方がいいです!
何故なら、代表回線に支払が集中していれば、dカード GOLDと紐づいていることによって、その利用分に対してdポイント還元が適用されるのですが、これが子回線に分散してしまえば、子回線に分散した料金分にはdカード GOLDの10%還元が適用されません。
上記のケースで言うなら、本来ウルトラシェアパック50によって1,600ポイントを獲得出来ていたはずのところが、代表回線分だけになると5,00ポイントしかもらえなくなってしまいます。
これはウルトラシェアパックに限らず、他のシェアパックでもベーシックシェアパックでも同じなので、シェアパック分割請求オプションは、よほどの理由がない限り、あまりお勧めではありません。
ベーシックシェアパックとウルトラシェアパックの違い
ベーシックシェアパックはウルトラシェアパックと同様に「シェアパック」なので、シェアグループ内において容量を共有できるという特徴があります!
ウルトラシェアパックとの大きな違いとしては、ウルトラシェアパックが容量固定型であるのに対して、ベーシックシェアパックは段階制になっていて、容量を利用した分で料金が変わってきます。
最安値となる容量が5GBまででステップ1、最大は15GB以上30GBまででステップ4です。
ここ、注意点なんですが、ベーシックシェアパックのステップ4時点での料金は15,000円なので、ウルトラシェアパック30の13,500円よりも1,500円高いんです!
つまり、毎月15GB以上を平均して利用するのであれば、最初からウルトラシェアパック30を申込しておいた方が完全にお得なんですね。
ベーシックシェアパックを有効に利用することができる水準は、15GB以下まで、というわけです。
それぞれの使い分けとしては、ベーシックシェアパックは、比較的容量利用が少ない家族向け、ウルトラシェアパックはそれなり容量利用が多い家族向け、という感じです!
ウルトラシェアパックは「キャンペーン」によりテザリング利用無料
もう一つ、ウルトラシェアパック利用時の重要なポイントとして、テザリングの利用料金について、ご説明しますね!
元々ドコモでは、テザリングを利用する際に特別な申し込みや料金は発生していなかったんですけど、ウルトラデータパック/ウルトラシェアパックに限りテザリングの月額利用料を1000円と設定して、キャンペーン期間についてのみ、無料で利用可能とする、としていたんです。
ですが現在は、この「テザリング無料キャンペーン」が結局終了期間を設定しないキャンペーンへと変更されて、事実上の無料での使い放題が継続される状態になってます。
お客様側としてみれば、これはこれで助かることなので、このままキャンペーンがいつまでも終了しないことを願うばかりです!
ウルトラシェアパックは賢く使いたいパケットパックです!
以上の内容から、ウルトラシェアパックの概要は大体つかめてきたんじゃないかと思います。
とりあえず、大容量を利用するため料金は高くなってしまいがちですが、だからこそずっとドコモ割プラス、ドコモ光、dカード GOLDを有効に利用しましょう!
特にdカード GOLDは、うまく利用することでdポイントを多く貯めることができ、dポイントクラブのステージアップにも貢献してくれますので、最高の活用ができれば、プラチナステージ+dカード GOLDでのdポイント10%還元という形で、かなり強力なメリットを獲得できます!▼▼
もしウルトラシェアパック100を利用している場合に、自宅のインターネットの利用をしていない、ということであれば、まずはドコモ光を利用し、Wi-Fi環境を有効に活用することを考えましょう。
そうすることで、自宅での利用時にはWi-Fiを活用することで容量を消費する必要がなくなり、その分ウルトラシェアパック50や30、もっと抑えられればベーシックパックに変更することができる可能性も出てきます。
自分の利用状況に合わせて、正しく容量を選んでお得に利用しましょうね!