2019年6月1日からスタートしたギガホ・ギガライトという新プランに合わせて、従来の料金プランは完全に新規受付を終了しました!
そして、もうずいぶん長いことドコモの割引サービスとして定着していた月々サポート・端末購入サポートも完全になくなってしまいました。残念ですね。
それにより、端末価格を割引するサービスがドコモでは完全になくなってしまったため、新たに6月1日より、「スマホおかえしプログラム」が開始されました!
では、今回は夏服バージョンで、ドコモの「スマホおかえしプログラム」について、ストン! と腑に落ちるまで、解説していきますね!!
新プランの基礎知識はこちら!
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ドコモのギガホをわかりやすく超解説/ドコモのギガライトを楽しく解説
もくじ
スマホおかえしプログラムをわかりやすく解説します!
ドコモの「スマホおかえしプログラム」が一体どんなサービスなのか、という点をまずは解説していきます! わかりやすく、ドコモの公式プログラムから引用します!
スマホおかえしプログラムは、プログラムにご加入いただいたお客さまが36回の分割払いで購入された対象機種をご返却いただいた場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)のお支払いを不要とするプログラムです。
例えば、Xperia 1を36回払いで買ったとします。そして2年経過する前にドコモにXperia 1を返却しました。すると、36回の中の後半12回分を支払う必要がなくなるので、単純に総額の3分の1がお得になるんです!
ただ、36回分割の後半12回が支払不要ってことは、2年数ヶ月とか経過後に機種返却するとどうなるの? 分割が終わっちゃう3年以上使ったら?
2年経過し、3年に近づけば近づくほど、総額からの割引額は少なくなる感じですね。
最終的に3年(分割36回目)を超えると、スマホおかえしプログラムは適用なし、ということになります!
スマホおかえしプログラムの特徴として、最大の割引き額を確保できるのが、割賦回数として24回目までに購入機種を返却する、つまり次の機種変更を実施することなんです!
なので、大体いつも2年周期で機種変更している、という人にとっては、今までの月々サポートに近いメリットがある反面、3年、4年と同じ機種を使い続ける人にとってはメリットなし、ということになってしまいます。
スマホおかえしプログラムの価値については、この記事後半で改めて考えます!
スマホおかえしプログラムの適用条件はたった2つだけです!
ドコモのスマホおかえしプログラムの適用条件は、本当に簡単です!
たった2つの条件を満たすだけなんです!
一つは、対象のスマホを36回分割支払いで購入すること!
もう一つは、スマホを返却すること、です!
スマホおかえしプログラムも月々の支払いイメージはこんな感じです!
スマホ代金を108,000円として、3,000円×36回払い、25回目から36回目までが支払不要になるので、負担額としては72,000円です!
支払総額 | 分割支払金 (36回/月) |
スマホおかえしプログラム適用時の負担額 | |
Xperia 1 SO-03L | 103,032円 | 2,862円 | 68,688円 |
Galaxy S10 SC-03L | 89,424円 | 2,484円 | 59,616円 |
Galaxy S10+ SC-04L | 101,088円 | 2,808円 | 67,392円 |
Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L | 114,696円 | 3,186円 | 76,464円 |
AQUOS R3 SH-04L | 89,424円 | 2,484円 | 59,616円 |
HUAWEI P30 Pro HW-02L | 89,424円 | 2,484円 | 59,616円 |
Xperia Ace SO-02L | 48,600円 | 1,350円 | ― |
LG style2 L-01L | 38,880円 | 1,080円 | ― |
arrows Be3 F-02L | 33,048円 | 918円 | ― |
Google Pixel 3a | 46,656円 | 1,296円 | ― |
でも、Xperia Aceやarrows Be3の適用時負担額がないのはなぜ?
以下、スマホおかえしプログラムの対象機種です。
スマホおかえしプログラム対象機種
ドコモのスマホおかえしプログラム対象機種は以下の通りです!
iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR/iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus
Xperia 1 SO-03L/Galaxy S10 SC-03L/Galaxy S10+ SC-04L/Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L/AQUOS R3 SH-04L/HUAWEI P30 Pro HW-02L/Xperia XZ3 SO-01L/Galaxy Note9 SC-01L/Xperia XZ2 SO-03K/Xperia XZ2 Premium SO-04K/Xperia XZ2 Compact SO-05K/Galaxy S9 SC-02K/Galaxy S9+ SC-03K/HUAWEI P20 Pro HW-01K/AQUOS R2 SH-03K/arrows NX F-01K/V30+ L-01K/JOJO L-02K/Xperia XZ1 SO-01K/Xperia XZ1 Compact SO-02K/Galaxy Note8 SC-01K/M Z-01K
Google Pixel 3/Google Pixel 3 XL
ミドルレンジモデルでは、docomo withでも割引は一切なかったですから、その点は全く同じ、ということになります!
プログラム「加入時」の受付チャネル
スマホおかえしプログラムを利用する時ではなく、最初に加入する際の受付チャネルは、ドコモショップ、ドコモ取扱い店舗、ドコモオンラインショップです!
加入は機種購入時、ということになるので、購入手続きができる場所で同時に申し込みができる形になっているんですね!
加入時の条件は以下の通りです。
・対象機種を、支払い回数36回の割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約により購入すること。
・対象機種購入時に申し込みすること。
プログラム「利用時」の受付チャネル
実際にスマホおかえしプログラムを利用する場合の受付チャネルは、加入時とはやや異なり、ドコモショップおよびドコモ取扱い店舗のみでの受付となり、ドコモオンラインショップでは取扱いできません。
利用可能期間としては、対象機種購入月の翌月を1ヶ月目として、購入から35ヶ月目の月末まで、となります。
返却は、開始当初はまだ対象者がいないこともあり受付されず、2019年8月下旬ころから受付が開始されます!
スマホおかえしプログラムの利用時条件
スマホおかえしプログラムを実際に利用する場合、「スマホを返却する」必要があるので、その返却に際しての返却条件や査定条件が存在しています!
・対象機種がドコモの指定する正規店で購入されたものであり、ご購入時における不備・不正がないこと。
・ご返却時における対象機種分割支払金の未払いおよび対象機種の回線契約にかかる料金の未払いがないこと。
・対象機種に記録されているメモリ・データが消去できること(一切のデータは加入者ご自身の責任で消去すること)。
・対象機種を改造していないこと。
・加入者が対象機種の所有権を有していること。
・以下の査定条件を満たし、査定が完了すること。
・対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと。
・その他のドコモ指定の査定基準を満たしていること(店頭で確認があるため、電池パックを装着した状態で持参)。
もし万が一、査定条件を満たしていない場合に査定条件を満たすためには、20,000円(税抜)(ケータイ補償サービス加入の場合は2,000円)の故障時利用料を支払う必要があります!
スマホおかえしプログラムの主な注意点をまとめます!
対象機種の回線契約を解約していてもOKです!
仮にドコモの回線契約を解約したとしても、利用条件さえ満たせば、スマホおかえしプログラムは適用されます!
つまり、ドコモを解約して、購入した対象スマホの割賦がまだ残っているなら、そのスマホを返却することで最大12回分の割賦支払いが不要になるということです!
修理やケータイ補償を利用した機種でも、スマホの返却は可能です!
破損や水濡れなどで故障した場合に、故障修理やケータイ補償サービス等を利用していたとしても、スマホの状態が正常であれば、スマホおかえしプログラムを利用することはできます!
もしケータイ補償利用時に、在庫不足によって機種が変更になってしまっていたとしても、購入時の対象機種の割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約が継続していれば、スマホおかえしプログラムの利用は可能です!
分割支払金残額を一括払いしてしまうと、スマホおかえしプログラムは利用できません!
スマホおかえしプログラムの加入者が、本プログラム加入後、対象機種の分割支払金残額を一括支払いなどで精算してしまった場合、当然のことながら、支払い不要になるはずの分割支払い金がないのですから、スマホおかえしプログラムは利用できません!
スマホおかえしプログラムの利用意向があるにも関わらず、うっかり一括精算をしてしまわないように注意してください!
dポイントを利用した場合は総額を分割したあと、順に充当されます! NEW
スマホおかえしプログラム利用時の。ポイント充当方法が2019年9月5日購入分より変更されます。
従来は、総額からポイント分を割り引いた金額を36回払いに分割されていましたが、9月5日以降は、総額をまず36回分割して、その後最初の支払いから順番に利用したdポイント分を割り引いていく形になります!
2年後、スマホおかえしプログラムを利用して免除される12ヶ月分の中に利用したdポイント分が含まれなくなるので、お客様優位となります!
スマホおかえしプログラムって・・・お得?
単純に、スマホおかえしプログラムが適用しないミドルレンジスマホについては、ギガホ・ギガライト開始以前も月サポ・端サポなどの割引きなしだったわけなので、そちらは大きな影響はないと言えますが、やはり影響が出るのは高価格帯・ハイエンドモデルについてです。
ハイエンド機が欲しい!と思っている場合には、基本的に2年スパンで買い替えてスマホおかえしプログラムを適用するのが一番お得になる、ということを、これからは意識しておきましょうね!
メインの座も近いわね。