スマートフォンやiPhoneには、数多くのサービスと関連したID／パスワードが存在しています！
例えばdアカウントのID／パスワード、googleアカウントとパスワード、Apple IDとパスワード。
これら、ドコモのスマホやiPhoneの基本動作に関わってくる非常に重要なID／パスワードだけでなく、SNSや各アプリなど、多種多様なIDとパスワードが、スマホの中には詰まっているんです。
でもそんなこと、普段は全然意識していませんよね。
だからついつい、管理が甘くなってしまったり、スマホ自体を無造作に取り扱ってしまったりするんですね。
最近話題の「スマホを落としただけなのに」という小説原作の映画があります。
詳しい内容は私も知りませんが、「スマホを落としただけなのに、個人情報を辿られ、大変な事件に巻き込まれた」という内容のようです。
まさにそこで語られているように、スマホを落とすと本当にそこから個人情報を辿られてしまったり、ロックをかけていなかったら簡単にすべてが見知らぬ他人に見られてしまう、という危険性もあるわけです！
ということで、スマホの万が一の紛失・盗難の際にも、どこかの誰かに自分の情報を見られることがないようにするための方法を考えていきます！
もくじ
スマホのIDとパスワードは、すべて別々にして同じパスワードを利用しないこと！
スマートフォンやiPhoneを利用する上での、大前提と言ってもいいと思います。
それは、スマホで入力する必要があるサービスのIDとパスワードで、同じものを一切利用しない、ということです！
特にパスワードですね。
パスワードをそれぞれ別にするということは、それだけ自分でどのサービスにどういうパスワードを設定したのかを管理するのが難しくなる、という面倒さがあるんですが、それでもどうしても、実際したがいいです！
その理由としては、不正アクセスの非常に多いパターンとして、あるサービスのパスワードを不正に特定した場合、そのパスワードを別のサービスでローラー的に当てはめていき、一気に個人の情報を入手したり乗っ取りを行ったりする、という手法があるらしいんですね。
悪意のあるプログラムでまとめてそういうことをされてしまうと、あっさりと大量に不正アクセスを許してしまいます。
つまり、ある不正アプリを誤って利用したことで、Aというサービスのパスワードが漏洩したとします。ここで攻撃者は、Aというサービスだけでなく、他のB、C、D、Eという複数のサービスで、この不正に獲得したパスワードを試してみるわけですね。
もしあなたが、Aのパスワードを、面倒だからとB、C、D、Eにも使いまわしていたとしたら。
当然不正アクセスを許してしまいますよね？
こうした事態をふせぐために、パスワードは必ず別々にしましょう、と言われているんです。
とてもとても重要ですよ！
面倒、という気持ちが命取りになりかねません！
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セキュリティには生体認証をできる限り利用しましょう
最近のスマホ・iPhoneでは生体認証機能が付いている機種がほとんどだと思います。生体認証というのは、指紋認証や顔認証、虹彩認証などのことですね。セキュリティを高めるためには、これを必ず利用しましょう。
生体認証では、実際にパスワードなど決まった数字や文字列を入力することがないので、悪意を持った誰かに重要な認証情報が漏洩する、という可能性が劇的に減ります。
しかも、自分自身パスワードを覚えていなかったとしても関係なく、指紋や顔の認証でログインすることができたりするので、非常に便利です。
パスワードを複数変えて設定した場合の「パスワードを覚えきれない」という問題点を一瞬で解決できます。
生体認証なんて必要ない、パスワードを入力すればいいじゃないか、と思っている人も、必ず早めに生体認証に切り替えることをお勧めします！
2段階認証を利用できるサービスは、必ず利用しておきましょう！
サービスによっては、ログイン時の2段階認証を提供しているサービスもあります。セキュリティをより強固にするために、必ず利用しておきましょう！
例えば、dアカウント、Google、Apple、Twitter、Facebook、LINE、Instagramなどです！
特に、「乗っ取り」がよく見かけられるTwitterやFacebookが危険です！
2段階認証のやり方はサービスごとに異なるので、そのやり方を調べるのがそもそも面倒、と感じられることもあると思いますが、それでも危険を回避するためにはやむを得ないと考えて、是非設定しておきたいところです！
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不正アクセスの芽を摘む！ メールやSMSからの誘導に要注意！
不正アクセスや乗っ取りの前段階として、該当サービスのパスワードを盗まれないようにまずは注意したいところです！
パスワードを盗むためのよくある手段としては、まずはフィッシング詐欺と呼ばれるような、本物のサイトと全く同じ外見の偽サイトに誘導し、パスワードを入力させる手法が有名です！
私もこの手のメール、もらったことあるんです！ で、ついついアクセスしちゃったんですよね・・・。ダメですよ、マネしては！
でも、一応疑わしくは感じていたので、サイトのURLに注目して、明らかに偽物だと気づけたんですね。
これは、よほど気を付けていて、さらにそういう不正があるという事実を知らないと、確実に騙されてしまうと思います・・・。
だからこそ、この手の詐欺的手法の始まりになる、外部サイトへ誘導しようとしてくるメールやSMSについては、すべて疑いを持った方がいいんです！
誰から送られたのかわからないメールのURLにアクセスしない、メールに添付されたファイルを開かない、というのは、基本中の基本です。
また、Twitterなどでよくありますが、よくわからない面白そうな内容の広告につられて、アクセスしたり自分の個人情報を入力したり、アプリをインストールしたりしない、というのも大事です。
その辺りにさえ気を付けていれば、外からの不正なアプローチを基本的には遮断できるはずです。
もちろん、それでも100％ではありませんので、ドコモのあんしんセキュリティなどのセキュリティアプリを入れて、最終的には自分自身で不用意なアクセス・インストールをしないという自己防衛の意識を持つしかありません。
根本的対策・スマホに個人情報を特定できる情報を入れない
現実的かどうかはともかくとして、さらに根本的な問題解決案を一応提示しておきますね！
それは、スマホの中に流出しては困る個人情報を一切入れない、という方法です。
そりゃそうだ、という声が聞こえてきそうですが、結局これが最強です！
とはいえ、です。
スマホでは電話もするでしょうしSNSも利用するでしょう。写真も撮影すると思います。それらをしないスマホになんて、何の存在意義があるの！？って話ですよね。私にも無理です・・・。
なので、やはりセキュリティに対する意識を高めて、対策を取っていくしかないんですね！
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落としても安心、スマホを探せる機能とは
最後に、「スマホを落とした」というシチュエーションについてです。
そもそもスマホを落としても、セキュリティがばっちりかけられていたら、中身をのぞき見られることはないので、まずは先に書いたように生体認証によるロックをしっかりかけておきましょう。
その上で、もし万が一失くしてしまった場合でも、ドコモのスマホには、スマホ本体を探せるサービスがあります。
それは、「ケータイお探しサービス」です。
ここでは詳しくは解説しませんが、2017年4月以前発売のAndroidスマートフォンについては、端末側で事前設定が必要なので、該当機種を利用されている場合、今すぐ確認しておきましょう。
それ以降に発売された機種やiPhoneを利用されている場合は、初期設定は不要です。
便利だからこそスマホのセキュリティには気を付ける必要があります！
もはやスマートフォンやiPhoneは、個人情報の塊と言っても過言ではないです。
あなたの容姿や性別、年齢、生活環境、人となり、交友関係、金銭感覚に至るまで、あらゆる情報が詰まっていることも多いと思います。
本来なら、自宅の金庫に大切に保管して門外不出にしないといけないくらいの重要ツールなんです！
そんな大切な情報の塊を毎日肌身離さず持ち歩いているんだ、という、まずは意識が大切だと思います。
そうすることで無造作に扱うケースも少しは減るでしょうし、今までよりもほんの少しでも気を付けるようになれるのではないかと思います。
とっても便利で快適なスマホライフを送るために、最低限の自己防衛は行っておきましょうね！
