ドコモでカケホーダイプランが登場したのは、2014年6月1日。
「カケホーダイ&パケあえる」として、当時の大手キャリアの中では初の完全通話定額サービスを含むプランとしてスタートしました!
そして2017年11月時点で、カケホーダイ&パケあえるは既に4000万契約を突破してるんですね。なので2018年時点ではさらに多くの契約数を獲得しているはずです!
ドコモの主要プランとしてほとんどのお客様が利用する規模に成長してきていると思って間違いないです。
そのカケホーダイ&パケあえるの中の代表的なプランが、「カケホーダイプラン」です。
月額2,700円で通話定額かけ放題のカケホーダイプランは、まだ当時完全通話定額というサービスがどのキャリアにも存在しなかったこともあって、かなりのインパクトをもって世間を驚かせました。
特に恩恵を受けたのは、毎月長時間を通話を利用していたお客様ですね。
これ以後、劇的に利用料金が安くなったはずです。
それまでは完全従量制で電話をかければかけるほど通話料金は青天井で上がっていっていたんですから、それはもう夢のプランですよね。今では本当に、ごくごく当たり前なんですけど。
ということで、現在ではそのカケホーダイプランに加えてカケホーダイライト、さらにシンプルプランも加えられ、利用状況に応じて選択できる充実したラインナップになっています。
それらを効果的かつ効率的に効力する方法を今回はお伝えしていきます。
もくじ
カケホーダイプランは完全通話定額プラン
ドコモのカケホーダイプランは、かつては想像もできなかった通話のかけ放題を真に実現した料金プランです。
定額料金を支払えば、あとはどんなに長い時間を利用したとしても料金が上がることはなく、常に定額で電話を利用することができます。
仕事上どうしても通話が多くなる方、おしゃべり好きな方、就職活動中など多くの不特定多数の方と電話で連絡を取る必要がある方などには最適の料金プランで、以前のように長時間電話をすると月に何万円も通話料金がかかってしまう、ということが完全になくなりました。
正直、この点だけ見てみれば、特定の方にとっては携帯料金は劇的に昔より安くなっていると思って間違いないと思います。
自分のスマホの利用方法の中で、電話をすることがかなり多い、と考えている人は、カケホーダイプランを選択しましょう。
カケホーダイプラン(スマホ/タブ):月額2,700円
毎月かなり多く通話を利用する方
・ビジネス利用
・おしゃべり好き
・就活中
・お子様の学校関連 等々
ライトな通話の使い方ならカケホーダイライトプラン
カケホーダイプラン最大のメリットは、どんなに通話をしても料金が定額という点ですけど、逆に言えば通話を全くしない人はどうなの!?って話になります。
そこで登場するのが、カケホーダイライトプランです。月額料金はカケホーダイプランの2,700円に対して1,000円安い1,700円。
内容としては、かけ放題に時間制限が付きます。1通話あたり5分以内の通話が無料、それ以上になる場合は30秒あたり20円の通話料が発生します。
つまりこのカケホーダイライトプランは、通話は利用するけれどもほとんどがちょっとした用事ばかりで長電話をすることがない、という人に最適なんです!
綺麗に全部の通話を5分以内に収めてしまえば、月額料金も安いし通話もできる、と最強です。
あんまり電話しないんだよね・・・という人でも、ちょっとした用事に細かく電話を使う、という人は少なくないと思います。そういう人はカケホーダイライトプランを是非利用しましょう。
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ):月額1,700円
通話時間は長くないけど、細かく通話利用をする方
・用件のみの通話が多い
・お店などへのちょっとした問い合わせをよくする 等々
カケホーダイプラン/ライトプランとパケットパックの関係
カケホーダイプランは単独で利用もできますが、カケホーダイライトプランの場合はパケットパックの利用が必須となっています。
まぁ、パケットパックを利用しないケースというのは、100%Wi-Fi運用をする場合か、またはスマホで完全に通話しか使わないというケースに限られるので、基本的にはレアケースと考えていいと思います。
普通に使うのであれば、パケットパックはどうしても必要です。
カケホーダイライトプランの場合の必須のパケットパックは、以下の通りです!
【必須パケットパック】
ベーシックパック、データS/M/L、ウルトラデータL/LLパック、シェアパック5/10/15、ウルトラシェアパック30/50/100、ビジネスベーシックシェアパック、ビジネスシェアパック5~3000、ウルトラビジネスシェアパック30/50/100(シェアパックの場合子回線契約を含みます。)
通話定額対象外になる発信先に気を付けて!
ドコモの通話定額対象電話番号は、ドコモの携帯はもちろん、他社携帯、固定電話、IP電話(050)、光電話、全て対象となっていますので、どれにかけても問題なく通話定額で電話をすることができます。
ただ、例外的に、通話定額対象外になっちゃう番号もあるんです。なのでそこだけ要注意。
海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)(189)特番、(104)の 番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間又は多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となります
まぁ海外での通話とか海外への通話なんかは、普通に考えて対象外なのかな?ってわかりそうですが、「0570」とか「0180」なんてのは、何の番号だろう?? って感じですよね。
「0570」から始まる番号はナビダイヤルと言って、様々なサービスや企業の問合せ番号などに使われていることが多いです。
「0180」はテレドームという、ナビダイヤルと同じNTTコミュニケーションズが提供する電話番号です。
あとその他に、「104」の通話料ではなく番号案内料あたりが、一般的にかける可能性が高めの通話かなーと思います。
特に「0570」のナビダイヤルですね。知らずにかけ放題と思ってかけ続けていたら、後から大きな請求が来た、なんてことになりかねないので、ここは本当に要注意の部分です!
2年の継続利用という条件が含まれてます!
カケホーダイプラン・カケホーダイライトプランの両方に、「2年間同一回線の継続利用」という条件が存在しています!
つまりどういうことかというと、その2年の間に定期契約のないプランに変更したり回線を解約したりしちゃうと、解約金が9,500円かかりますよ、という、いわゆる「2年縛り」です。よく聞きますよね。
この2年縛りは昔からケータイ業界に存在している、もういわば宿痾みたいなものです。
とはいえ、この縛りがないプランを選択しちゃうと、毎月の料金が上がっちゃうので、外すに外せないんです。
なので、カケホーダイプランとカケホーダイライトプラン、ついでにシンプルプランまで含めて、カケホーダイ&パケあえるの全プラン、2年の継続利用という条件は半強制的に付属していると覚えておきましょう。
ちなみにこの2年という継続期間は特に申し出がない限り自動更新を繰り返すので、二年ごとの契約更新月(2ヶ月間)は常に意識しておきたいところ。まぁ解約の意思がなければ関係ありませんけどね。
ついでに、よく批判の的になるポイントでもあるので、また近い将来、内容が変わってくる可能性は高いです。
使いこなしのコツは通話の時間の把握
ドコモの通話プランを使いこなしていくコツとしては、まずは自分自身が毎月どれくらいの時間通話を利用しているかを正確に知るところから始めましょう。
10分なのか、1時間なのか、5時間なのか、それ以上なのか。
また、1回あたりの通話時間を都度確認しておくのも重要です。これはもちろん、カケホーダイライトを効果的に利用することができるかどうかを知るためです。
その上で、通話が多ければカケホーダイプラン、時間を抑えて通話できるならカケホーダイライトプラン、そして一切通話はしないと判断できるならシンプルプランという具合に使い分けることで、無駄なくドコモの通話プランを攻略することができます。
既に現代は昔と比べて通話よりもデータ通信量の方が重視される世の中に変わりました。
データ容量をどれくらい使うかで料金が大きく変わってくるということも関係しています。
しかし、それはそれとしてまずは通話もしっかり正しいプランを選ばなければ、非常にもったいないことになりかねません。
この機会にもう一度、現在の自分の料金プランが本当に正しくあっているのかどうか、セルフチェックを実施しておきましょう!