もくじ
ケータイ補償サービスは、AndroidスマホとiPhoneは完全に分けて考えましょう!
ドコモのケータイ補償サービスはAndroidスマートフォンの場合と、iPhoneの場合は完全に分けて考えましょう!
ドコモのケータイ補償サービスは、スマホ端末の故障と密接な関係があります! なので、ドコモショップで修理受付ができないiPhoneについては、ケータイ補償サービスの内容はどうしてもAndroidスマートフォンとは差が出てしまうんですね。
もう少し具体的に言うと、iPhoneの場合はとにかくシンプルで、水濡れ・紛失など、修理不能時の交換対応としてのみケータイ補償サービスは利用可能です。
一方でAndroidスマートフォンの場合は、ドコモショップでの修理対応にケータイ補償サービスが密接に関係してくるため、より重要度が高いんです!
それに合わせて今回は、それぞれ分けて解説していくことにします!
ケータイ補償サービス:Xiスマホ(Android)向け
一つは、メインとなるサービスで「故障時の交換電話機のお届け」。
二つ目は、「故障時の修理代金のサポート」。
そして三つ目は、あまり知られていない内容ですが、「ケータイデータ復旧代金の割引」です!
「交換電話機のお届け」はケータイ補償の代表的サービスです!
ケータイ補償サービスと言えばこれ、という代表的なサービス内容が、故障時のスマホ端末の「交換・お届け」です!
ケータイ・スマホが水濡れや紛失、全損等のトラブルに遭った場合に、申し込みから1日~2日以内に交換電話機(リフレッシュ品)を直接届けてくれるサービスです。
交換電話機は同一機種・同一色が基本ですが、在庫の状況によっては価格・性能的に同等の別機種になってしまうこともあります。
ケータイ補償の料金体系
月額料金 | 330円 | 380円 | 500円 | |
補償申し込み時の お客様ご負担金 |
1回目 | 5,000円 | 5,000円 | 7,500円 |
2回目 | 5,000円 | 8,000円 | 7,500円 | |
違約金 | 40,000円 | 60,000円 | ||
ケータイデータ復旧サービス(復旧代金) | 1,000円 | 2,000円 | 1,000円 | |
修理代金サポート(上限額) | 3,000円 |
ケータイ補償サービスには、申し込み機種によって3つの料金体系があります!
docomo with機種の場合には月額330円、それ以外の通常機種の場合は月額500円です。月額380円は以前の機種で提供されていたもので、現在販売されている機種で適用される機種はありません。
それぞれ、実際に補償を利用した場合の料金が異なります。
例えば、月額380円のケータイ補償対象機種から月額500円のケータイ補償対象機種に買い替えた場合には、そのまま新しいケータイ補償の料金体系に変わります。
ケータイ補償を利用できるトラブルの種類
ドコモのケータイ補償サービスは、様々なトラブルに対応することができます。
例としては以下の通りです!
・水濡れ/全損/紛失/盗難/破損/故障
具体的な補償内容は、利用規約をご覧ください。
ケータイ補償利用の流れ
利用しているケータイ補償対象端末にトラブルが発生したら、ケータイ補償の利用を申し出ることによって、交換電話機を送ってもらうことができます!
補償利用の申し出には3つの方法があります。
・ケータイ補償センターへの電話
・My docomoからのドコモオンラインでの申し込み手続き
・ドコモショップでの取次手続き
個人的にはケータイ補償センターへの電話が一番わかりやすく簡単な気がしてます!
ちなみに、トラブルに遭遇した日から30日以内に連絡をする必要があります。
その他、盗難・紛失の場合には利用中断と警察への届出の上で連絡をしなければなりません。
紛失届等を警察に出すと、「受理番号」を出されるので、これをケータイ補償センターに伝える必要があります!
他にも、場合によっては受付担当者の名前や届出警察署名、日時などが確認される場合があります。
補償の利用回数
ドコモのケータイ補償サービスの利用回数は、1年に2回までのサービス利用が可能です。最初のサービス利用申し込みをされた日を起算日として、1年の間にもう1回までサービス利用が可能になります。
注意点としてはサービスを一度解約し、機種購入に伴い再加入した場合でも、補償利用回数はリセットされません。
また、機種変更によって補償対象電話機が変更になった場合は、起算日および補償回数はリセットされませんので、機種変更前にケータイ補償を利用した直後に機種変更した場合、新しい機種では約1年後までケータイ補償を利用できる回数は残り1回、ということになります!
なので、旧機種で1年の間に2度ケータイ補償を利用していたら、旧機種で最初にケータイ補償を利用した日から1年が経過していないと、新機種になってもケータイ補償は利用できない、ということになります。
まさに最悪なのがそのパターンで、旧機種で2度ケータイ補償を利用していて、最初の利用から1年経過していない時期に機種変更した新機種が、同じくケータイ補償1回目利用から1年経過していない状態で全損してしまったりした場合です。
既に旧機種で1年に2度ケータイ補償を利用しているので、新機種が全損していてもケータイ補償が使えず、再度買い替えるしかない、という状況に陥りかねないんですね。
そんな状況に陥った時に、最後の切り札として活躍するのが・・・。
ケータイ補償利用による交換電話機は、2種類のリフレッシュ品です!
ケータイ補償サービスで交換電話機として送られてくるケータイ/スマホは、「リフレッシュ品」と呼ばれる電話機です。
リフレッシュ品とは、お客様から回収した電話機に故障修理・外側カバーの交換・品質確認を行った上で新品同様の状態に初期化した電話機のことを言います。
中古じゃないか、と思われるかもしれませんが、中古というのとは少し違います。「新品同様」です!
一方で、最近は「リフレッシュ品(B品)」という選択肢ができていて、こちらはお客様から回収した電話機のうち、ドコモが定める基準を満たし、外側カバーの交換をせずにクリーニングをおこない、データを消去し、ソフトウェアを初期化した電話機、つまりこちらはほぼ中古と同じような扱いになります。
項目 | リフレッシュ品 | リフレッシュ品(B品) |
概要 | お客さまより回収した電話機に外装の新品交換、品質の確認を行った上で、新品同様の状態に初期化した電話機 | お客さまより回収した電話機のうち、ドコモが定める基準を満たし、外側カバーの交換をせずにクリーニングを行い、データを消去し、ソフトウェアを初期化した電話機 ※端末によっては動作に支障のない程度の生活傷等が見受けられる場合がある |
外装 | 交換する | 交換しない |
初期化 | 実施する | 実施する |
お客様ご負担金 | 5,000円~11,000円 | 4,000円 |
対象機種 | ドコモケータイ・Android・iPhone・iPad | Hシリーズ以降のAndroid |
ケータイ補償サービスがかかっている機種の種類にもよりますが、例えば7,500円のケータイ補償利用料金が4,000円になるなら、多少の傷には目をつぶる、という方も中にはいらっしゃると思いますし、iPhoneの場合のように11,000円も補償交換に費用が掛かるくらいなら、外装は気にしないから4,000円のリフレッシュ品(B品)で妥協する、というケースもあるでしょう。
近いうちに買い替えを視野に入れている場合などもあると思います。とりあえずのつなぎなら、とりあえず使えるなら安い方がいいですよね。
もちろん、逆に新品同様じゃないと嫌だ、という方もいらっしゃると思いますし、そこは考え方次第で選択するといいでしょう。
ただし、リフレッシュ品(B品)は数量に限りがあるので、在庫状況によっては選択できないこともあります。
さらに、リフレッシュ品(B品)はその特性上、交換電話機の傷・汚れを理由に補償のキャンセルや交換電話機の変更はできなくなっているので注意しましょう!
故障した旧電話機の返却をお忘れなく!
紛失・盗難の場合には仕方がありませんが、それ以外の故障のケースでは、旧電話機が手元にあると思います。
ケータイ補償サービスでは、この故障した旧電話機は新しく送られてくる新しい電話機と交換して返送する必要があります。
封筒が同封されているので、その中に入れてそのまま送り返すだけなので非常に簡単です。
必ず早めに実施しましょう。
「修理代金のサポート」は非常に重要なケータイ補償の付加サービスです!
ケータイ/スマートフォンの故障が発生してしまった時に、ドコモで修理を実施する際の修理代金をサポートしてくれるのが、ケータイ補償サービスの「修理代金のサポート」です!
このサポートにより、修理代金を最大3,000円に抑えられるので、非常に安く修理を実施することができるようになります!
修理に出す手間と完了するまでの時間というリスクはありますが、ケータイ補償サービスを利用するよりも費用的にお得なので、修理の間の代替機種を持っているとか、ドコモから代替機を借りるのであればお勧めです!
対象 | 保証対象内の故障 | 保証対象外の故障 |
月額料金330円契約者 | 無料(修理受付終了まで) | 上限3,000円(修理受付終了まで) |
月額料金500円契約者 | ||
月額料金380円契約者 |
逆に言うと、例えばdカード GOLDのdカードケータイ補償があるからと言って通常のケータイ補償サービスを解約してしまうと、この修理代金のサポートまでなくなってしまうので要注意です。
サポートがなくなった修理代金は、想像以上に高額になり、数万円という金額にも普通になります!
その上通常のケータイ補償も使えないとなると、かなり切羽詰まってしまう可能性が高いので、dカード GOLDがあるからと言ってケータイ補償サービスを解約するのはお勧めできません!
あくまで、万が一故障した場合にも別の機種があるとか、次の買い替えも想定している、という場合についてのみ、ケータイ補償サービスは解約するようにしましょう。
注意点としては、水濡れ・全損(内部基板の変形・破損)・改造(ソフトウェアの改造も含む)、ドコモ指定の故障取扱窓口以外で修理した電話機は対象外となります。
水濡れか全損の場合は、ケータイ補償の「交換電話機のお届け」を利用しましょう。
あるとしたら、購入から1年以内だった場合のメーカー保証のみ、という形になります。つまり、対応できたとして自然故障のみ、ということになります。それすら、ドコモで修理に出してみて数万円かかるリスクもあるので、ちょっと怖いです。
なので、ドコモの中古機種には基本的に補償はないと考えておいた方がいいと思います!
「ケータイデータ復旧代金の割引」で格安データ復旧が可能です!
ケータイ補償サービスの「ケータイデータ復旧代金の割引」は、水濡れや破損などでデータが取り出せなくなってしまった電話機から、電話帳などのデータを復旧する「ケータイデータ復旧サービス」の料金を割引してくれるサービスです!
普段からデータのバックアップを実施していれば利用する必要はないのですが、ついついバックアップを忘れていて大事なデータが故障機の中に取り残されてしまった、という場合に格安で利用することができます。
通常料金は8,000円なので、さすがにその料金だとどうするか悩んでしまいそうですが、1,000円や2,000円なら気軽に申し込みすることができそうです。
対象 | データ復旧代金の割引 |
月額料金330円契約者 | 通常8,000円→1,000円(非契約者は8,000円) |
月額料金500円契約者 | |
月額料金380円契約者 | 通常8,000円→2,000円(非契約者は8,000円) |
ケータイデータ復旧サービス利用時の注意点としては、故障したケータイ/スマホを完全に分解してしまうため、そのまま故障機が戻ってくることはありません。基本的にはケータイ補償による「交換」、または機種変更とセットで利用する形になると思います。
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadの詳細を解説します!
ケータイ補償サービス for iPhone & iPadは、Xiスマホやケータイ用のケータイ補償と違って、「修理代金のサポート」がありません。
何故なら、そもそもドコモでiPhoneの修理を実施することはできないためですね。修理をするときにはAppleに持っていく、または配送する必要があります。
なので、iPhoneまたはiPad利用時にケータイ補償が役立つケースとしては、「交換機種のお届け」と、「ケータイデータ復旧サービス」の利用の場合となります。
また、iPhoneの場合のケータイ補償は、iPhoneの種類によって月額料金と利用料金が異なります。
以下、一覧にまとめます。
対象機種 | iPhone XS、iPhone XSMax、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus | iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s | iPhone 5c |
月額料金 | 750円 | 600円 | 500円 |
サービス利用料金 | 11,000円※1年間に2回まで | 7,500円※1年間に2回まで | |
ケータイデータ復旧代金の割引 | 通常8,000円→1,000円(非契約者は8,000円) | ||
補償範囲 | 水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障・ご購入から1年を超えた自然故障 ※購入から1年以内の自然故障の場合はメーカー保証による修理サービスのご利用となります。 |
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加入条件 | ・iPhone購入日を含め14日以内のお申込 ・申込みのiPhoneが既にトラブルに遭われていないこと ※ドコモまたはドコモの販売店以外の方から譲渡・貸与、または拾得された電話機は対象外 |
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加入方法 | ・ドコモショップなど窓口にて:補償対象とするiPhone購入当日のみ店頭にて申込可能 ・ドコモインフォメーションセンターで:補償対象とされるiPhoneから申し込み |
iPhoneの場合、AppleCare+を利用するという選択肢もあるので、ドコモのケータイ補償サービスとどちらがいいのか、比較して選ぶ必要があります。
AppleCare+の場合、画面損傷なら3,400円で修理できるというメリットがあります。ケータイ補償なら画面損傷でも交換代金11,000円がかかります。
ただ、AppleCare+だと補償期間は2年間ですが、ケータイ補償の場合はかけている間はずっと交換補償が継続するというメリットがあります!
また、補償の利用についても、AppleCare+だと2年間に2回までですが、ケータイ補償だと1年に2回までなので利用可能回数も多いです!
dカード GOLDのケータイ補償は10万円分補償してくれます!
ドコモのケータイ補償サービスとは別に、dカード GOLDを所有している場合には、最大10万円まで補償してくれるdカードケータイ補償を利用することができます!
万が一の際に、通常のケータイ補償を利用せずにdカード GOLDケータイ補償を利用することで、利用機種によっては最大10万円の補填によって、費用負担ゼロで新しい機種に買い替えることができるんです!
とってもお得なので絶対に利用したい補償です!
ただ、注意点としては、通常のケータイ補償よりも利用できる範囲が狭く、修理ができない紛失や全損の場合のみ利用可能なため、ちょっとした故障、などでは使えません。本当に困ったときのための補償として考えておきましょう。
特にXiスマホ(Android)やケータイを利用している場合、dカード GOLDケータイ補償があるからといって通常のケータイ補償を解約してしまうと、修理代金のサポートまで外れてしまう、ちょっとした故障に対応できなくなってしまいます。
dカード GOLDのケータイ補償と通常のケータイ補償サービスでは役割が異なる、と理解しておきましょう!
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