素敵な笑顔でさわやかな挨拶をする可愛い店員さんをみて、こう思ったことがある人はいませんか!?
auショップで働いてみたいな・・・。
ソフトバンクショップってどうかな・・・。
ドコモショップの制服、可愛いし来てみたいな・・・。
今時あんまりそういう人、いないかな?
昔は結構、携帯ショップって若い女性の間ではそれなりに人気があったような気がするんですよね。少なくとも私の周囲に限れば。
最近はケータイからスマホへと主流が移り変わり、それどころか光やら水やら電気やら野菜やら投資やらロボットやら金融やらもう手に負えない状況がやってきてます。
当然携帯ショップの業務はきつくなり、人がどんどん辞めます。少子化で人員確保が難しくなる中、典型的な慢性的人手不足業界に陥っています。
それでもなお、この業界で働いてみたい!という方、現在働かれていてまだ経験が浅く不安を覚えている方などに向けて、基本的ではありますが、携帯やスマホ販売のための勉強方法、心構えなんかを簡単に解説してみようと思います!
もくじ
基礎知識編:公式カタログをひたすら読み込む
たぶんキャリアと販売代理店によって、細かいやり方はかなり変わってくると思いますけど、入社したばかりの新人さんがまずやらなきゃいけないことは、ひたすら公式カタログを読み込み、知識をつける! これですね。
知識がないと何にもできません・・・。
もしそんな状態でお客さんに捕まったら、それこそ恐怖です。「え、あ、ええと・・・」って固まって泣きたくなります。
だから逆に言えば、知識さえあればとりあえずどうにかなるんですよ。
公式カタログ一冊がすべて頭に入ってしまったら、その段階でかなりのレベルに到達していると言ってもいいかもしれません! それくらい大事なことばかり書いてあるんですね。
とはいえ、公式カタログなんか、ただ何も考えずぼーっと目を通していても、全く頭に入ってきませんよ?
なので、常にお客様に対して、自分がカタログに書いてある内容を説明するイメージを持ちながら、読みこまなくてはいけません。
新人の頃からこんなことを言っても厳しいかなーっと思いつつ言いますけど、カタログの隅に小さく小さく書いてある注意事項の数々。これがメチャメチャ大事です。
だからホントに、隅から隅まで、理解できるまで読まないといけないのです。
覚えるなら、まずはプランから入るのがいいかも。理由は、何よりもお客様に話すケースが多いから、ですね。
ソフトバンクならスマ放題、auならauピタットプラン、ドコモならカケホーダイプラン、という感じでどうでしょう!?
例えば、公式カタログを見てある程度の内容を覚えたら、「お客様、auピタットプランとは、段階制の料金プランで、最低1980円で利用していただけます」と実際に口に出して喋ってみます。
そうすると、自分の知識が抜けているところに気づけるんですよ! これお勧めです!
何故なら、自分が知らないこと、ちゃんと覚えていないことは喋ることができないからです!
上のauピタットプランの例でいうと、「あれ、段階制って何段階だっけ?」とか、「最低1980円になる条件ってなんだっけ?」とか、「今から申し込んでいただいたら、今日からだっけ来月からだっけ?」とか、色んなわからない点に気づけたでしょ?
そこを、ひたすら埋めていく。これが、携帯/スマホ販売を覚えていく勉強方法です!
最終的にすべてのプランやオプション、キャンペーンなどについてすらすらと説明できるようになったら合格です。
実践をどの段階からさせてもらえるかはわかりませんが、実践と合わせて知識を強化していくイメージですね。
基礎トーク編:ロールプレイングを繰り返す
営業販売系職業全般で、これは大事かなーと個人的に思ってます!
それが、ロールプレイング。
役割を演じることですね。つまり、お客さん役の先輩や同僚相手に、接客を実際にする、というような練習方法のことです。
この練習方法のいいところって、実際に声を出して喋るからトークの練習にもなりつつ、お客様に説明をしなきゃならないので知識の再確認にもなるんですね。
新人の間は時間が取れれば積極的にロールプレイングを実施する形になるのが一般的だと思いますけど、これも完全に店舗によります。だから結構、どういう店舗に当たるか、運もあったりしますよね。・・・あとそれは人間関係にも当てはまりますけどね(震え)
忙しすぎて人が足りない、まともに新人さんの教育をする余裕がない、という職場の場合、新人さんはどうなるかっていうと、ひたすら先輩たちの仕事を後ろから見ているだけ、ということになりがちです。んでたまに雑務とかさせられるかもね。掃除とか。
もちろん観ることも非常に大事な勉強なので、まずは先輩方のいいところを盗むことを意識するといいんだけど、そんなんもすぐにアウトプットできる環境じゃないと、確実に忘れます。だから身につかない。
悪循環なまま、本人が悪いというより環境のせいなのに、「何もできない新人さん」というレッテルが何ヶ月も何ヶ月も理不尽に貼られ続けていつの間にか張り付いて剥がれなくなってしまったりとかね。そうなるともう最悪。
そこで個人的にお勧めなのは、自宅での一人ロープレ!
自宅まで仕事を持ち帰りたくない! というのは全力で賛成なんだけど、ここはちょっと考えたいです。
職場でいつまでも使い物にならないままの気まずい状況を受け入れ続けるのか、少しでも自力で技術を高めて、早めに一人で行動させてもらえるようにするか。
もし自分で行動すれば、周囲から少しだけ好意を持たれます。好意を持たれれば環境が変わることもあります。
本当にこの仕事を頑張っていきたい、と思うのであれば、そこまでやってみてもいいかもしれませんね。
挙措動作編:声を出す・お辞儀する・笑顔で話す
よく言われることですけど、新人さんは当然最初は何もできないけれど、声を出すことだけはできます。
なので、先輩たちからの印象を良くし、働きやすい環境を自分で作っていこうと思うのであれば、積極的に声出しをしましょう!
はきはきとした挨拶、素敵な笑顔、正しいお辞儀。これだけでもずいぶん違うんですね、やっぱり。
特に女性の場合、笑顔は大きな武器になる反面、笑顔を作れなかった時のマイナスダメージが極端に大きいです。周囲を味方につけることができるかどうか、馴染めるかどうか、これはあなたの外面の印象の良さにかかってます。
誰もが驚くような美人でも、笑顔がなければ敵を作るし、容姿には自信がなくても、いつでもニコニコ笑顔でいたら、周りには人が寄ってきます!
本当に基本的なことですけど、自分の労働環境は自分で作っていく、という意識を持ちましょう。
外的要因:仲間を作る・ライバルを設定する
はぁ・・・もうきつい、やめたい・・・って仮に思ったとしてもです。もし一人じゃなく仲間がいれば! 心の余裕具合は全然違ってきます。
職場の愚痴を言いあう、なんてのは職場の同僚でデフォルトであるあるだと思ってますけど、そういうものでしょ?
そしてそれがいいガス抜きになって、「嫌だけどまた明日も頑張るかぁ!」って感じで、局地的にはマイナスでも大局的にはプラスの方向へ感情を動かせるってもんです。
そしてもう一つはライバルの存在。これがいるかいないかで、自分のモチベーションは全く変わってきます。
負けたくない! って思うでしょ?
・・・って昔聞いたら、「いや特に・・・」って言われたこともあるので、人によるのかなぁって思いますが、少なくとも私は燃えるタチで。ギラギラと。
まぁなんでもいいんですけどね、やる気さえ出れば。そのきっかけがなんであっても。
ともかく自分のモチベーションの維持が、実は何よりも難しかったりするので、自分を理解して上げていくっていう難しい試みを、長く働けば働くほどやっていかなきゃいけなくなりますよ!
お勧めとは言えない。しかし働いてみてほしい
本当はもう少し役に立つこと書こうと思っていたんです。でもなんだか、役に立つのやら立たないのやら・・・という記事になり果てました。
携帯やスマホって奥が深いし、最初に言った通り今はそれだけにとどまらない、びっくりするくらい広範囲の知識が必要になります。
それだけでもきついのに、お客様との毎日のやりとりでいい人もいれば怖い人もいる、ものすごく理不尽に怒られることもある・・・。
ただそれでもこの仕事、楽しいなって思えることもあるんです。
スタッフ同士のなんでもない会話だったり、やり遂げた充実感だったり、時にはほのかな恋心、なんてオプションに遭遇したりなんてね。
でも、働き始めてから、かしこさんに騙された!って言うのだけはやめてね!(笑)
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