ドコモのずっとドコモ割プラスは、「料金割引」と「dポイント進呈」なら、「dポイント進呈」の方が1.2倍お得!!って公式サイトはじめ、色んなところで言われてますよね。
でも実際のところ、本当はそんな1.2倍もお得じゃないって、知ってましたか!?
ポイント進呈の方が、料金割引よりもお得、というのは嘘じゃないですよ。でも、1.2倍、という表現は正しくないです。
なので、料金割引がいいのか、ポイント進呈を選ぶべきなのかを判断するなら、そういう事実も知った上で、それを踏まえて選びたいんです!
もくじ
ずっとドコモ割プラスの重要要素・dポイントクラブの「ステージ」
ずっとドコモ割プラスを一言で説明するなら、dポイントクラブのステージに応じて、料金割引かdポイント進呈を選べる特典、ということができます。
「ずっとドコモ」というだけあって、ドコモの利用が長ければ長いほど、ステージが上がっていくので有利ではあるんですが、ずっとドコモじゃなくてもステージを上げることができる要素も用意されています。「ずっとドコモ」に反する裏ルート、というイメージです!
裏ルートにおけるdポイントクラブのステージを上げるための条件は、過去6ヶ月累計のdポイント獲得数です。
この条件を見事クリアすると、「ずっとドコモ」じゃなく「先週まで他社」だったとしても、次の判定タイミングでプラチナステージに一気にランクアップすることができてしまうんです。
そう考えると、
って思っちゃいそうですね。
でも逆に言えば、今現在他社利用の方にも、大きなチャンスが与えられている、と考えることもできるわけですね。
現実問題として、ドコモ利用1年目からプラチナステージまでランクアップするためには、絶対的にdカード GOLDが必要になってくるものの、ここをしっかり利用してdポイントを獲得し、プラチナステージを実現できたなら、毎月の利用コストを劇的に落とすことができるので、十分狙う価値はあります!!
ずっとドコモ割プラスの料金割引とポイント進呈
それを踏まえて、ずっとドコモ割プラスの料金割引とポイント進呈についてです。
関係してくるのは、前述のdポイントクラブにおけるステージと、後は現在利用しているパケットパックです。
ステージが高ければ高いほど、利用パケットパックの料金が高めのプランであればあるほど、割引額/ポイント進呈額が大きくなります。
割引が大きいからといって、必要もない容量のパケットパックにすれば、それだけ料金も上がりますので本末転倒です。
まずは自分、そしてシェアパックの場合には家族の利用容量を踏まえた上で、最適なプランを選ぶところがスタート地点です。
そこをベースとして、ずっとドコモ割プラスが適用される形となります。料金割引の金額とポイント進呈のポイント数は、以下の通りです。
【ずっとドコモ割プラス(料金割引)・シェアパック】
【ずっとドコモ割プラス(料金割引)・パケットパック】
【ずっとドコモ割プラス(パケット進呈)・シェアパック】
【ずっとドコモ割プラス(パケット進呈)・パケットパック】
上の表で言うと、最初の二つが料金割引の表なので、デフォルトの状態だとそちらが適用されます。
料金割引の場合とポイント進呈の場合、見比べてみていただくとわかる通り、きっかり1.2倍、ポイント進呈の場合の方が数字は多くなっています。
わかりやすく、ウルトラシェアパックの2ndステージを見てください。料金割引は1,000円です。ポイント進呈は、1,200ポイントです。1.2倍ですね。
では最大割引のウルトラシェアパック100の場合、2,500円割引きがポイント進呈では3,000ポイントです。1.2倍ですね。
どこからどう見ても1.2倍です。
しかしお客様、真実はそうではないんです・・・。
消費税・・・忘れてませんか!? 意図的? 1.2倍の正体!
まず、もう一度わかりやすく、先ほどのウルトラシェアパック・2ndステージを例とします。
料金割引は、1,000円割引きがかかります。dポイント進呈を選択したら、1,200ポイントがもらえます。
ここまではいいです。そのまま見たら、明らかに1.2倍です。
ただ、料金割引分と、dポイント進呈分は、そのまま並べてはダメなんです。
何故なら、料金割引の1,000円は、消費税を含んでいません。一方、dポイントは、消費税を含んでいるんです。
どういうことか、おわかりでしょうか!?
つまり、本当に1.2倍、というなら、消費税を含むのか含まないのか、それをちゃんと揃えた上で表現しないと、これはフェアじゃないんです。
dポイントは、もう完全に1ポイント=1円(税込)という形が定着していますので、これをどうこう動かすのは難しいです。なので、本来ならば、ドコモの利用料金の方を揃えるべきなんですね。
つまり、本当に1.2倍というなら、1,000円の税込価格1,080円(消費税8%時点)の1.2倍、1,296ポイントをもらえないとおかしいんです!!
これが消費税10%になったら、1,320ポイントもらえないと、1.2倍じゃないんですよ。それなのに1,200ポイントしかもらえなかったら、実際のところ現時点でも96ポイント、消費税10%なら120ポイントも少なくしかもらえてないってことです。
では現在、実際のところ、dポイント進呈は料金割引の何倍になっているのか、というと、約1.111倍です。
これが、真実です。
ずっとドコモ割プラスのポイント進呈は、料金割引の1.2倍ではなく、約1.111倍です。
消費税10%になったら、約1.09倍になります。
加えて、ポイント進呈時にもらえるポイントはdポイント(期間・用途限定)であることを踏まえると、料金割引よりポイント進呈がおトク、という印象が当初よりもかなり弱くなると思います。
dポイントの消費税問題はdポイントクラブ開始時にさかのぼります
dポイントと消費税の問題は、2015年12月にドコモプレミアクラブがdポイントクラブへと変更された時までさかのぼるんです。
当時、ドコモポイントはdポイントへと名称および機能を新たにして、それに伴って密かに改悪されたのが、dポイント1ポイントあたりの価値です。
当初、ドコモポイントは1ポイント=1円(税別)だったんですが、これがdポイントは1ポイント=1円(税込)にされてしまったんです!!
でも、そうじゃなかったんです・・・
これはですね・・・、大した変更に見えないようで、実はものすごく大きな変更だったんです!
考えてもみてください。
仮に、お客様ご自身が10,000ポイントを持っているとします。これが、1ポイント=1円(税別)というレートだったなら、税別10,000円分を値引きする価値、つまり税込み10,800円分を割引する価値を持つわけです。
ですけど、1ポイント=1円(税込)だったなら、10,000ポイントは税込10,000円分の価値なので、丸々消費税分、価値が下がっている状態になるんです!
2018年現在、その差は8%ですが、消費税がこのまま10%になれば、実に1割もの差が生まれてしまうということになります。
事実上、2015年12月以前のドコモプレミアクラブの頃からしたら、消費税10%になった時点で、1割もポイントの価値は下げられてしまっているんです!!
うーん、びっくりですね。
ドコモの経営側の判断としては、消費税増税を見越して先手を打った、という意味で、慧眼だったと言えるのかもしれませんが、利用者目線では大損、というなんともがっかりな話です・・・。
でも、そうした一連の改悪を一気にひっくり返すくらいのメリットを獲得する方法があるのが、ドコモの一番いいところだと思ってます!
それについては最後に解説します!
ずっとドコモ割プラスはポイント進呈を選択する方がいいの!?
以上の内容を踏まえたとしても、実はずっとドコモ割プラスではポイント進呈を選択した方がいい、という結論は、変わりません。
1.2倍だろうと1.111倍だろうと、プラスになるのは間違いないからです。
じゃあわざわざ1.2倍を否定しなくていいじゃん、という話ですけど、判断を下すためにはやはり正確な情報あってこそだと思うので、それはそれ、これはこれです!
実際のところ、dポイント(期間・用途限定)は、使い方のバリエーションさえいくつか知っていたら、十分期間内に利用することはできるので、料金値引きより1割以上多くトクをできる、と考えて積極的にポイント進呈に切り替えたがいいと思います!
ずっとドコモ割プラスを最大限有利に利用するための秘策!
ずっとドコモ割プラスは、ドコモの長期利用者優遇施策なので、長く利用している人ほど有利、という基本はどう頑張っても変更しようがありません。時間をかけてお得になるようにドコモを使い続けるしかないからです。
ですが、ずっとドコモ割プラスの裏ルートである、「直近6ヶ月の累計獲得ポイント」は、取り組み方次第で、大きく動かすことができるんです!!
つまり、dポイントをたくさん獲得すればするほどステージは上がるので、長期利用者ではなくても短期でプラチナステージに上がり、ずっとドコモ割プラスで最大の割引きを受けることができます!
そうするためにはどうすればいいかというと、dポイントをとにかく多く獲得します。dポイントを多く獲得するためには、dカード、特にdカード GOLDが必須、というわけです!
dカード GOLDの10%還元でドコモの料金やドコモ光の料金分に対する10%のdポイントを獲得します。まずはこれが非常に大きいです。ただ、これでもまだプラチナステージを獲得するまでには足りないので、dカード GOLDをとにかくたくさん利用します。そうすることで、利用金額に対して1%分のポイントが獲得できます。
うまい具合に利用金額を調整できれば、後はプラチナステージ優遇とずっとドコモ割プラスにおける最大割引または最大のdポイント進呈を受けることができる、というわけです。
そして最終的には、dカード GOLDとドコモ光、ずっとドコモ割プラスのプラチナステージによって、元々のdポイントの価値下落なんて気にならないくらいのメリットを享受できます!!
ずっとドコモ割プラスの正体を把握し、その恩恵を誰よりも大きく受けるためには、こんな秘策があるんですね!
そしてこれをうまく利用しているお客様は、非常に大きなメリットを享受されています!
理解したなら即行動に移していきましょう!!